この目で見た「世界遺産」-ヴェネツィア(3)
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・サン・マルコ広場(PIAZZA SAN MARCO):
ヴェネツィアの表玄関であり、共和国時代は祭礼や公式行事の場であった。サン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮などに囲まれている。
サン・マルコ寺院の前には高さ96.8mの大鐘楼(CAMPANILE)が立っている。右の写真はサン・マルコ広場へ向うボートの中から撮った大鐘楼である。
・サン・マルコ寺院(BASILICA DI SAN MARCO):
10世紀に聖マルコの遺体を安置するためにつくられた大寺院で、ローマビザンチン建築の傑作といわれている。5つのドームは東洋的な影響を受けている。上部には聖マルコの像が据えられている。
・ドゥカーレ宮殿(PALAZZO DUCALE(DOGE'S PALACE):
ヴェネツィア共和国時代の総督居館と政庁、裁判所が置かれた政治の中枢である。1309~1422年に建てられたゴシック建築で、内部はヴェネツィア派の画家達の大作と天井画で飾られている。4Fに有名なチチアーノの絵があった。宮殿内には牢獄へ続く「溜息の橋」(Ponte dei Sospiri) がある。
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■ヴェネツィアとその潟(Venice and its Lagoon):1987年、文化遺産
ヴェネツィアはヴェネツィア共和国として輝かしい歴史をもち、街全体と潟が世界遺産に登録されている。ヴェネツィアは、5世紀頃、ゲルマン族の進入から逃れるために、当時湿地帯であった場所に街を作ったのが始まりといわれている。「ヴェネツィアとその潟」が世界遺産に登録されているので、この目で見た印象的な写真を順不同で載せていこう。
・マッジョーレ (SAN GIORGIO MAGGIORE) 教会の鐘楼:
サン・マルコ広場から美しいマッジョーレ教会の鐘楼が見える。この教会はヴェネツィアの中でも規模が大きく、1566年に建設が始まった。鐘楼は18世紀に付け加えられた。サン・ジョルジョ・マッジョーレ (San Giorgio Maggiore)は、ヴェネツィアの潟にある島の一つである。
・サンタ・マリア・デラ・サルーテ教会(SANTA MARIA DELLA SALUTE):
サンタ・マリア・デラ・サルーテ教会は修復中であった。この教会はヴェネツィアのバロック様式建築の最高傑作である。1630年のペストの流行が収まった時、神への感謝の印として1631年から建設された。海の税関の建物と連なり、大運河の入口のシンボルとなっている。
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■レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院(Church and Dominican Convent of Santa Maria delle Grazie with ""The Last Supper"" by Leonardo da Vinci ):1980年、文化遺産
イタリア・ミラノにあるサンタ・マリア・デレ・グラツィエ修道院は、西洋美術史上の傑作、レオナルド・ダ・ビンチが描いた「最後の晩餐」がある修道院として知られている。その「最後の晩餐」は、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に隣接するドメニコ会修道院の食堂の壁に描かれたフレスコ画である。1999年に20年以上にわたる修復作業が完了した。
「最後の晩餐」が160億画素という非常に高い解像度の画像で作成され、インターネット上で公開された。1000万画素のデジタルカメラによる画像の1600倍の鮮明さだという。http://www.haltadefinizione.com/en/ 参照
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セーヌ河をさらに下って行こう。
・コンコルド広場(Place de la Concorde):
凱旋門からシャンゼリゼ大通を真っ直ぐ進むとコンコルド広場に出る。さらにその先にチュイルリー公園、ルーヴル美術館がある。
1793年にギロチン台が置かれ、ルイ16世、マリー・アントワネット、革命家のロベスピエールなどがこの広場“革命広場”で処刑された。1795年、恐怖政治が終わり、広場の名称は“コンコルド=調和”に改められた。
・アレクサンドル3世橋(Pont Alexandre III):
4隅に立つ高さ約20mの柱には黄金のブロンズ像が飾られている。 グラン・パレ(Grand Palais)、プチ・パレ(Petit Palais)側からこの橋越しに見るアンヴァリッドの全景が圧巻である。
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美しい都市パリは、フュゾー(fuseau)規制というユニークな条例でその景観が守られている。フュゾー規制とは「定められたポイントから見たときの歴史的な景観を損なう建造物を建てることを禁止する条例」である。現在、パリ市内の45の景観がこのフュゾー規制の対象となっているそうだ。
■セーヌ河岸 (Paris, Banks of the Seine):1991年、文化遺産
セーヌ川のサン・ルイ島シェリー橋から、エッフェル塔そばのイエナ橋までの約5キロの範囲が世界遺産に指定されている。セーヌ川に沿って下っていこう。
・ノートル・ダム大聖堂(Cathédrale Notre Dame de Paris):
セーヌ川の中洲にあるシテ島に建つフランス・カトリック総本山である。12世紀ゴシック建築の最高峰といわれている。ノートル・ダムとは“我らが貴婦人”という意味で、聖母マリアのことである。
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22日にホノルルを発ち、23日無事東京(成田空港)着いた。
2007年8月23日(木) 成田空港 晴れ
14:07 東京国際空港に着陸、「二人だけの世界一周旅行」完遂。
14:30 長女が出迎えてくれた。パリから送った別送荷物の手続きで税関へ。また、ホノルルで仕込んだチョコレートなどは宅急便で仙台の自宅に送った。
長女の車で家まで連れて行ったもらった。娘の家で早速乾杯だ。久し振りに日本語だけの会話が弾む。言葉の障害のないことが、これだけ気持にゆとりを持たせるとは。
さて、読者の皆様に感謝しながら一言。
【反省】折角素晴らしい世界各地を訪問していながら、事前の調査不足で見落とした所、行き損ねた所があまりにも多かった。国内のドライブ旅行でもほとんど無計画、行き当たりばったりでやってきたが、その癖が大事なところで出てしまった。日誌を書きながら、後から訪問地の情況等を調べて臍を噛む日が続いた。
行き当たりばったりの旅には思わぬ幸運に恵まれることも多々ある。しかし、実を多くするにはやはり事前の調査、準備が肝要である。読者の皆様はどのようにお感じになっただろうか。
【これから】この旅行を振り返って、当初あまり意識していなかった「世界遺産」を整理してまとめてみたい。昨年のサンマルコ広場(ベネツィア)での大洪水には心が痛んだ。ライン河の増水も心配だ。「世界遺産」維持のためにも環境保護、省エネが大切で、自然エネルギーの活用に力を入れなければならない。この点、ヨーロッパ、北欧が進んでいることを目の当りにした。世界の一人ひとりの意識改革が求められる時代に入っている。
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